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一灯を提げて 暗夜を行く 佐藤一斎言志晩録より

う~~む、深い言葉です。

 

一灯を提げて 暗夜を行く。

暗夜を憂うることなかれ

ただ一灯を頼め

 

暗い夜道を行く時に

たった一つでも、提灯があるなら

暗い事を嘆いたりすることはない。

あなたの手元に、一つの明かりはあるのだから

それをしっかり頼りにするといい。

 

私たちは、つい持っているものより

持たないもの、不足しているものを

数えて、それを望んだりしがちです。

しかし、今手にあるものを十分に生かすことの方が

理にあってはいないだろうか?

 

それぞれに、持つものは違うけれど

ため息をついて、ないものがここに有ったらと

嘆くよりも、今ここにあるもので何ができるか

どうしたら良いかを考えるほうが、実際的である事は言うまでもない事です。

 

でも、つい愚痴を言ってみたくなる

未熟な私です。

頭では解っているのにね。

 

と言ったら、一斎先生、すかさずこんな言葉をおっしゃいました!

倫理と物理は一理なり

ここでいう倫理は、人の行う道ということです。

物理とは物事の道理という事で

物理学とは違います。

つまり、人として行うことは自然に物事の道理に

合致しているものだ。

考えている事とやっている事が違うということは

基本的に、解かっていないということなんだよ。

 

はあ~~、まったくごもっとも様ですねえ。

暗夜に行くということは、人生で迷いごとが生じるということです。

悩んだときに、ない事出来ない事よりも、出来ることをまずしなさいということなのですね。

なるほど、出来ることから行動しますか!

まず、そこからですね。

 

 

 

2016年2月16日

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