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人はいるのに、人材がいない?

企業様の社員研修に伺いますと

決ったように

「いやあ、毎年入社はしてくるんだけど

育つ前に辞めるんですよねえ」

とか

「人材がなくてねえ」

と嘆かれる企業様に良く、お逢いします。

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有りて無き者は、人なり。

無くしてあるものも、また人なり。

江戸の儒学者佐藤一斎の言志耋録より

 

世の中には、確かに人はたくさんいるが

立派な人や友翁な人は、なかなかいないものだ。

しかし、それは、本当だろうか?

少し目を見開いてみてみると

心に響くような凄い人は、確かにいる。

見るこちらが視つけられないでいるだけではないだろうか。

 

こんな小話があります。

「この頃、えらい人が死んだとよく新聞に出ているが

偉い人が生まれたとは、出ていないんだが

世界は、どうなってしまうんだろう」

 

一斎先生は、見つけることが出来ないだけで

立派な人はちゃあんといるよ!

と、おっしゃるのです。

どこに?

確かに、見るこちらにもその技量がなければ

見つけられようはずが、ありませんね。

 

即鐸同時・・・とでも言いましょうか。

見つける目を養う事が先なのかもしれません。

人の欠点だけをひろったり、出来ない事ばかり

注意していては、だめなんでしょうね。

見方によって、ずいぶん違って見えるのも事実です。

 

さあ、あなたは目の前の方の、どこを見て評価しますか?

加点で行きますか?減点で行きますか?

 

 

 

2016年2月17日

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