しゃべりすぎるな! 佐藤一斎 言志録から
饒舌の時 自ら気の暴するを覚ゆ
暴すれば斯に餒う
安んぞ能く人を動かさんや
言葉がやすやすとほとばしるような時
自分でも、ああ、しゃべりすぎてるなと
気持ちが浮ついてしまっている事に
気付くことがある。
まずいと解りながら、ついつい言いつのってしまったりする。
こうしたときに、聞いている人は理論的な話しだと
なるほどと、感心してくれるだろうか?
そんなわけが、ないではないか。
ただ、その心の軽さを見つめているにすぎないのだ。
一斎先生、まるで私の日常をご覧になってるような・・・・。
でも、つい言ってしまったり、やってしまったり・・・・。
こころおぼえがあります。
そんな時、皆様はどうなさるのでしょう?
私などは、ひどい自己嫌悪に落ち込んで
しばらくは誰とも会いたくなくなります。
これで、しっかり懲りたらえらいものなのですが
時は日薬(ひぐすり)。
時間とともに忘れ去り、またしても同じことを繰り返す自分がいます!
本当に懲りないやつですねえ!ああ、またやっちゃうのでしょうか・・・。
どなたか、こんな失敗をしないいい方法を教えてください。