本当の戦争を語る会
さる11月19日、メディアテーク2階会議室で
戦争復興記念館の語り部 小野寺 哲氏の
ご協力を頂き「本当の戦争を語る会」の
第二回目を開催いたしました。
この会は、政治色の無い自由に語り合うためのものです。
この会にお集まりいただいた方に、自由にあなたの感じた
戦争を語り合い、戦争とはどういうことなのか
どんなものなのかを、知って頂きたいと
ペルソナ研究所が、主催しています。
講師の小野寺氏は、17歳で満州にわたり現地招集により
陸軍の兵隊となって、1年半後終戦。
シベリアに抑留されました。
過酷なシベリアの生活を、語ってくださいます。
参加した方々は、過酷なその実態の前に
語る言葉を知りませんでした。
「小野寺さんのお話しで、おさなかった時に
うちの前に立った怖い人が来たという記憶が
引き揚げてきた人ではなかったのかと
今、思いつきました」
「生きている事の厳しさを知りました」
「戦争は嫌だと、心の底から思いました」
「戦争って兵隊だけの話ではないのですね。
国全体の事だと痛感しました」
「国家的な犯罪ですね、これは」
様々なご意見を頂きました。
共通しているのは
私たちは、本当の戦争を知らなかったのだ・・・。
という思いでした。
知らないから、思いが至りません。
まず、知ることから始めませんか？
次回は、1月を予定しております。
講師は変わりますが、また違う角度から
戦争を考えてみたいと思っています。
どうぞ、皆様ご参加ください。
そしてあなたの、お考えを語ってください。
どんなご意見でも、お聞かせください。
そこから、私たちの本当の戦争が見えてくるように思います。
2015年11月20日