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  成功人生理論 あなたらしく生きる 自己理解とコミュニケーションを探るペルソナ研究所


気導いて体随い、心和して言順わば、挙手投足も、礼楽に非ざるは無し。

佐藤一斎の言志耋録から・・・・。

 

持ちがつまり意思が、先に動いて

それから体が従う

心が、満ちてきて

言葉がそれを表す。

そんな時のしぐさは

まるで無理がなく

しなやかにたおやかに

美しく、しかも礼にかなうものとなっているものだ。

と言う意味です。

1ャ

 

マニュアルで覚えても

心がともなわなければ、貧しいものとなってしまう

ということは、感じることがありますね。

アレクサンダーテクニークスと言う理論があります。

心身(すなわち自己)の不必要な自動的な反応に気づき

それをやめていく事で、自然で美しい動作ができるという

理論です。

演技や音楽スポーツの専門家の方たちがよくなさいます。

私も、何度かお習いしましたが

立つときに、立とうと思わない。

行こうとする方向を見つめて、気持ちを集中させることで

すんなりときれいに立つことが出来るのです。

いつもは、どれだけ無駄な意識を働かせて

無理な力を使っていたか・・・。

一斎先生の言葉とともに

なるほどと響きます。

 

気持ちが、意思が先ですね。

心に満ちる自然で無駄のないことば。

そして、しなやかな自然な立ち居振る舞い。

 

一連の動作や言葉遣いが、エレガントに出来ている事が

マナーですね。

落ち着いて無駄のない、でも十分な言葉遣い。

流れる様に見える一連の動作は、当然美しいです。

儒学者の一斎先生は、マナーやしぐさもきっと

美しくあられたのでしょうね。

咸臨丸でアメリカに渡った日本のサムライたちは

アメリカの人々驚かせたそうです。

なんと美しく威厳に満ちたしぐさの国民だろうか・・・・と

肝に銘じます。

 

2016年2月21日

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