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自己理解 3 尊敬語、謙譲語とは、なに?

あなたは、どんな言葉遣いをしていますか?

先日、Facebookに

「敬語なんていらない、タメでしゃべってなにが悪いのかな?」

という投稿を見ました。

 

敬語は面倒だそうです。

本当にそうでしょうか?

 

言葉は、あなたの思考を表現します。

どんな語彙を使い、どんな言い回しをするかは

あなたの、思考の深さを表すのです。

 

優しい言葉遣いは、あなたを優しくします。

乱暴な言葉遣いは、あなたに乱暴な気持ちにさせます。

「ため」と呼ばれる友達言葉は、不思議にあなたの気持ちの中に

その方への「おもい」にフレームをかけるでしょう。

言葉はそういうものだからです。

近しい仲では使わない言葉遣いをすることで

思考します。

思考に、深みが生まれます。

緊張が生まれます。

そのことが、あなたを「凜」とさせるのです。

日常の延長ではない姿勢がうまれるのです。

 

言葉とは不思議なものです。

たくまづして、あなたの思いを表現します。

「ため」の言葉では、緊張や尊敬は表現できません。

そういう感情がないのが「ため」だからです。

フラットな交流が、「ため」だからです。

丁寧に話したい

尊敬して話したいと思うとき、おのずから尊敬語になります。

「いつもと違う表現」が、欲しくなるからです。

 

永い日本語という文化の中で育まれてきたのが

尊敬語であり謙譲語であり、丁寧語です。

日本語の美しさでもあると、思います。

 

「尊敬語や謙譲語は、必要ない」とおっしゃる方の多くの方は

使いこなせないので、そうおっしゃってるように思います。

 

つまり、それがその方の「教養たたづまい」なのです。

 

2018年7月10日

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