人と逢うときの心得 佐藤一斎言志四緑から
静坐する数刻の後 人に接するに
自ずから言語の叙あるを覚ゆ
静かに心を静めてから
人にあうと
言葉に筋道が立ち
自分の話したいことに沿う
話し方ができている
私たちは、
忙しい事がいいことのように
勘違いしてはいないでしょうか?
分刻み秒刻みの
予定で真っ黒の手帳を片手に
それが自分のステイタスでもあるかのように
勘違いして
一つ一つの事柄を
なおざりにしてはいないでしょうか?
佐藤一斎氏のこの言葉は
重く私たちに語りかけます。
あなたは、数、仕事をこなすことに意味を感じますか?
それとも、しっくりと心に沿う
ほんとに伝えたい事、遣りたい事に
心を傾けますか?
静坐して心を整える時間
大切にしたいですね。
毎日でなくとも
そうした時間を心がけたいと
改めて考えました。