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存じますという「謙譲語」

存じます。

この言葉を、知っていますの「丁寧語」と勘違いしておいでの方を

よくお見掛けします。

マナー講師を、名乗っていらっしゃる方でも

勘違いしやすい言葉です。

 

謙譲語「存じる」の連用形に丁寧の助動詞「ます」のついた謙譲表現の敬語です。

ちょっとこむつかしくなりましたね。

存じますは、簡単にいうと

思います・・・という言葉に置き換えられます。

思います⇒存じます

文例

ご覧いただきたく存じます。

おっしゃる通りだと存じます。

ご参加いただきたく存じます。

 

つまり、「存じます」は「思います」あるいは「知っています」という意味を

表す敬語であって、自分の思うことを申し上げるときに使う謙譲表現なんです。

だから、相手の方が自分のことを知っていてくださるというようなとき

「存じていらっしゃる」とか「存じてくださる」といういい方はおかしい

知っているという意味で使うときは

「存じております」

相手の方が、知ってい存じますてくださるという意味の時は

「ご存じでいらしゃる」とか

「ご存知ですか」という風に「ご」をつけることで、丁寧になります。

間違っても「存じてくださる」なんて、へんてこな混合体では

お使いになりませんように。

 

敬語にしても丁寧語・尊敬語にしても

小さなときから、日常使いなれていると

なぜそうなのかは、わからなくても語感としておかしいと

感じられるようになると、およそうまく使えるようになってますね。

言葉の習得は、7~9歳ころまでが一番活発だと言われます。

ご家庭の中で、尊敬語、丁寧語、謙譲語を頻繁にお使いいただくのが

実は一番楽な学習方法かもしれません。

 

 

2018年8月18日

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